ご挨拶

ご挨拶

こじまゆみ

皆さまには、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、かねてより「ストップ!子宮頸がんの会」の発足の準備を鋭意進めておりましたが、ストップ!子宮頸がんの会 市民フォーラムの開催を持ちまして、設立する運びと相成りました。これも皆さまのご支援の賜物と心より感謝する次第でございます。
北海道大野記念病院 婦人科がんセンター長の寒河江悟先生、北海道対がん協会細胞診センター 所長の藤田博正先生には、会の設立に際しまして格別のご支援を賜り、心からお礼申し上げます。

女性の健康は、月経、妊娠・出産、閉経等ホルモン環境のダイナミックな変化の影響を受けます。今日、月経関連疾患に悩まれる女性は1千万人以上いるといわれていますが、月に一度の短期間の悩みであるため、病院を受診する方は少なく、疾患が徐々に進行している状況におかれている方が多いとされています。

特に、子宮頸がんは、女性特有のがんとして、乳がんに次いで罹患率が高く、特に20~30歳代のがんでは第一位で若年層の罹患率が急増しています。日本では、毎年約10000人もの女性が新たに子宮頸がんを発症し、早期発見、早期治療をすれば、予後の良いがんですが、進行すると治療が困難となり、年間で約3000人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
子宮頸がんは、定期的な検診でほぼ100%、がんの発生を予防することができる唯一のがんです。しかしながら、日本の検診受診率は35%程度で、諸外国の受診率が60~80%であるのに対してはるかに劣っており、残念ながら、北海道の受診率は、全国平均よりも更に低いものです。

私は看護師として勤務する中で、予防できるがんなのに病気の発見が遅く家族を残して亡くなっていく方、子どもを持ちたいとの願いを断念せざるを得ない方、キャリアアップを目指していた矢先に病気と向き合わなければならなかった方等⋯検診を受けていれば早期発見できたのにとの思いを強くする場面がありました。
このような状況の中で、私どもは、ストップ!子宮頸がんの会を発足させていただきました。
子宮頸がんの正しい知識の提供と検診の重要性の啓発を通じて、一人でも多くの女性を子宮頸がんから守るべく活動を推進していきたいと考えております。
皆さまのご期待に添えますよう精進してまいりますので、今後ともご指導、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

ストップ!子宮頸がんの会 会長
こじま ゆみ

© 2018 ストップ!子宮頸がんの会